お薬に関して
当院では院内処方を採用しています。処方箋を発行した方が、クリニックの利益が上がるのですが、その分、患者さまの負担が増えてしまいます。院外薬局に行く手間も増えてしまいます。
一方、院内処方はお金も手間もかかり、クリニックにとっては全く利益がありません。むしろ負担です。
当院では利益よりも地域医療に貢献したいという先代からの理念に基づき、開院時より院内処方を採用しています。
院内でお渡しする薬剤に関しては薬事委員会や様々な勉強会、検討を重ね、採用、準備しています。
お渡しする際は職員がダブルチェックを行い、内容、数に不備がないか確認しております。
待ち時間が長くなり、ご不快になることもあると思いますが、ご理解頂きますようお願い致します。
またお渡ししたお薬は衛生、安全上の理由から基本的に返品、交換は出来ません。
処方を受け取った際に内容、数の確認を必ずお願い致します。
もしお渡しする際にご不明なことが有れば、その場で職員にご相談ください。一旦、処方を受け取りますと返品や変更は致しかねます。
内服内容の変更をご希望の場合は再度診察が必要です。診察せずに診療内容の変更は出来ません。無診療処方は法律で禁止されております。
お薬を紛失された場合は自費となります。保険診療上の基本的なルールです。ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
院内スリッパに関して
先日、当院のスリッパを着用してから2、3日後に足の裏の皮がむけた、当院のスリッパで水虫をうつされた、と訴える患者様がいらっしゃいました。
皮膚科には行っておらず、自然治癒したが、当院のスリッパ以外考えられない、必ずそうだとの訴えでした。
その方は靴下を履いてスリッパを着用され、その日の夜に入浴をしています。
水虫は白癬菌という真菌で24時間以内に洗い流せば皮膚に侵入することは出来ません。
また当院のスリッパは診療時間内は殺菌灯を使用し、朝始業前、昼休み中に全てのスリッパを職員が消毒しています。また1年で全てのスリッパを新品に買い替えています。
真菌感染が起これば、自然治癒は難しく、抗真菌薬が必要になりますし、症状が改善するまで時間を要することが多いです。有効な民間療法はありません。また訴えのあった時期は3月で、白癬菌の症状が出やすい時期とも一致しません。
その旨医学的な観点からも説明しましたが、ご納得頂けず、当院のスリッパで水虫がうつされた、絶対そうだとお話されていました。ご理解が得られず、残念に思いました。
皮膚科の先生に確認しましたが、白癬菌は拭き取ればとれてしまうので、感染対策として問題ないとのお返事でした。
当院では以前から院内スリッパを採用しております。
小さいお子さんがハイハイして過ごしてもいいように院内清掃は徹底しております。お子さんも安全に待合室で過ごせるように、靴を脱いで自宅で過ごすようなアットホームなクリニックにしたくて、消毒や掃除など手間暇かけて、信念を持って院内スリッパを採
用しています。
しかしスリッパの共用に抵抗のある方もおられると思います。そこで、どうしても院内スリッパに抵抗のある方は使い捨てスリッパを販売することにしました。(SGEsに反しますが、そこはご容赦ください)
1足150円です。ご希望の方は受付まで申し出てくださいね☆
【夏期休診】
暦通りの診療となります
8月11日(木)山の日のため休診
8月14日(日)日曜日のため休診
8月15日(月)~16日(火)まで休診
8月13日(土)は通常通り診療を行います
混み合うことが予想されますので余裕をもってご来院されることをお勧めいたします